コロニアル葺き屋根知らないと逆効果!カラーベスト屋根メンテナンスのポイント

■カラーベスト系(商品名 コロニアル)屋根材は、高密度で均一な構造で、(表面塗装がしっかりしている間は)吸水率が低いため、そり、あばれ、伸縮が少なく、優れた寸法安定性と、長期耐久性を有しています。

■しかし、一般的には、15年前後でコロニアル表面の塗装が劣化すると、急速にコロニアル材自体の劣化が
進むため、メンテナンス=塗装、が必要になります。
そして、この塗装が、以下に記すようなポイント「縁切り」を正しく守って実施されるなら、葺き替え無しで、35年以上の耐久性も充分期待できます。

■逆に、塗装時、最重要のポイント「縁切り」が適切にされないと、コロニアル瓦自体は劣化が食い止められても、屋根本体(下地材)を急速に傷めて(腐朽させて)、かえって逆効果となってしまいます。

★従って、コロニアル屋根メンテナンス(塗装)時には、この点をしっかり認識して、施工してくれる業者の選択が重要になります。

【 縁切りとは? 】


                写真1                                        写真2

↑上の写真の様に塗装時の縁切り不完全な状態のコロニアル屋根は、塗装後1〜2週間で雨漏りしたり、屋根本体も数年内でこんな↓酷い状態になる危険性が大変大きいのです。


                写真3                                      写真4
【なぜ 縁切りが必要か? 】
コロニアル葺き屋根構造(断面図)
縁切りが良好な場合の雨水の流れ図
「縁切り」が良好(上下のコロニアルの重なり部隙間が2〜3ミリ前後開いている。)な場合は、隣り合うコロニアルの隙間などから進入した雨水(構造上防げない。)は、左の概念図の様に、縁切りされた上下のコロニアルの隙間からスムーズに流れ落ち、野地板〜コロニアル空間にほとんど溜まらないか、多少の溜まり水も通気性の良さから、短時間で乾燥するので、野地板が腐朽する恐れが小さい。
縁切りが不良な場合
縁切り不良の場合は、左図概念図の様に、進入した雨水は逃げ場が無くなり、コロニアル止め釘等を伝って防水紙の裏、野地板内部に進入し、通気性の悪い事からも、野地板を急速に腐朽させ、雨漏り、ついには、屋根全体の腐朽にいたる。(写真3、4参照)
【 しかし!従来工法での「確実な縁切り」施工は、
                    「手間と技術」=「費用」がかかる! 】

「縁切り」の重要性は、理解いただけたと思いますが、「縁切り」は実施のタイミングが難しい事と、実際の手間が非常にかかるため、現実のコロニアル屋根塗装の施工現場では、大変残念ながら、効果的な縁切りが実施されないか、縁切り施工自体が全くされず、費用をかけて塗装したことで(外観は確かに美しく甦っても)、雨漏りが起きたり、屋根本体そのものを腐朽させてしまったりと言う、本質面の劣化を招いているケースが、大変多いというのが実態です。

コロニアル塗装 従来手順
革新的縁切り工法!タスペーサー工法
タスペーサー素材
タスペーサー塗装手順図